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2007年3月 2日 (金)

「行列のできるパン屋さん」

先週の2/24土曜日に行ったパン屋さんでびっくりした。当日の仕事が早く終わり、出入りの運転手さんとおいしいパン屋さんはどこかなんて雑談をしていた。その時に話題として出たのが、東伏見(東京都の西武新宿線東伏見駅付近)に人がいっぱい並んでいるパン屋があるとのことだった。好奇心が募ったあまかぜは、ただちに行動を開始した。その言葉だけを頼りに、帰途、その店を見つけた。

 東伏見の駅から徒歩で10分らの場所で、1.5車線の生活道路沿いのマンションの1階にあった。ちなみに東伏見駅は新宿発の急行も準急も停まらず各駅停車の列車しか停まらないマイナーな郊外の駅だ。周辺には商店はなく、スーパーなども近くにはない。立地としては良いとは言えない。

 店の名前はパンステージ・マイ西東京店だ。一見すると、外観は何の変哲も無いただのパン屋だった。

 しかし、店内に入るとびっくりする。

 私が行ったのは土曜日午後3時ごろだった。通常、パン屋さんのピーク時間は午前中から昼食時間までのはずだけれども、ピークの時間からは外れているはずだ。だが、25坪位の売り場に、お客が20人位列となってレジまで並んでいた。レジは2台でサッカーを含めて、5人レジ用員はいた。混み合っているため店内の商品を一巡して選ぶことが難しい。とりあえず店員を捕まえて、一番の売れ筋のパンは何かと答えると、「カレーパン」との返事があった。

 その時、「焼きたてで~す」の声とともに若い半袖シャツの女性店員が揚げパンらしきパンをケースで行列の横を運んできた。その途端、並んでいるお客の手からトングが伸びて、そのケースのパンが次々に挟まれて、お客の持つトレーに移されてしまう。吊られて私も思わず何ものだか判らないままその揚げパンを自分のトレーに移し換えてしまった。トンクではさむと、バリッと音がした。後で、カレーパンとわかったのだが。見る見るうちにケース内のパンは無くなってしまった。隣のパン工房から運んできたパンは、商品棚に陳列される前に全部買われてしまったのだ。

 自分もそれをもって列に加わりながら、他のパンを物色してゆく。この店でのパンの買い方は、まず並んでからパンを選ぶのが普通のようだ。後ろに並んでいるお客が、「ガーリックフランスどうする?」なんて話しているので、目の前にあったフランスパンを衝動買いしてしまった。これが後で食べてみると、焼けたパン生地がカリッとして香ばしくガーリックとマヨネーズのあえた味がうまかったのだ。お客は嘘はつかない。並んでいる間数分間のことと思われるが、「焼きたてで~す」の声とともに、別のパンが次々に運ばれてくる。カレーパンも僅かの間に、2回目の「焼きたてで~す」が運ばれてきた。また買ってしまった。昼食もとった後なので、少しだけ買うつもりっだったが、他に「おやき」、「伏見アンパン」を、あわせて5点買ってしまった。「おやき」もうまかった。「トンカツサンド」も目の前で次々に売れてゆくのだけれども、さすがにこれまで買うことは自重した。

 レジに並んだ他のお客のトレーを覗き込むと、大体5品程度が多い。お客自体は、家族連れもいるが、若い人から年配までで特に女性が多い。

 支払を済ませて、店を出てみると、店主らしき人がレシートと引き換えにクーポン券を配っていた。

 気がつくと、隣接する駐車場には、ガードマンが2人いて、車の出入りを整理している。パン屋単独で駐車場の整理までしているのをその時までみたことがなかった。店の反対側の路上にも駐車している車もあり、店の袋をもって車に乗り込んでいた。

 何で、こんなに流行っているのだろう。朝7時から夜7時まで、お客がずっと並んでいるのだとすると、とてつもない売上高になってしまう。パンの味はおいしいのだけけれども、高級ベーカリーと比べても、極端に上回っているとは、おもえない。ただ間違いなく言えるのは、いつでも焼きたてのパンしか店には並んでいない。ホームページを見ると、新製品の開発も多く、目新しいパンも多そうだ。それと、なんといっても、お客の評判が評判を呼ぶ口コミ効果が大きいせいだと思われる。