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2010年8月22日 (日)

経営情報システムをどうしたらよいか?

 経営情報システム対策に悩んでいる。所詮、アウェイの勉強領域であるが、かなり勉強したつもりでも、最低得点でした。単純に勉強量が少ないとだけ判断ができないものがあります。確かに昨年の問題よりはやさしくなりました。他の経済学や財務会計、経営法務よりは、相対的にやさしいということのようです。たまたま知り合った元SEの人でも、52点とか、それも選択肢には結構迷ったと言っていました。

 昨日の個人相談での,×問での見落としを再チェックしてみましょう。開発方法関係に不正解が多いです。私が落とした設問は、第3問OS、第8問イントラネット、第9問ユーザインターフェース、第11問WEBサービス、第12問SQL、第13問オープン系システム、第14問XP、第15問UML,第18問システム開発上流工程、第21問キッッティング工程、第22問WBS、第23可用性の指標、第24問統計です。

 赤字の問題は,押さえていなくてはならない問題だ全部できていれば、24点の追加となります。

 これから見ると、少しだけひねられただけの応用問題(ここをもう少し探ってみよう)であり、きっちり覚えていれば、取れたことになります。守備範囲を広げることはいずれにしても限界があります。

 初見の本試験問題の全選択肢がスパッと判ることは少ないと感じました。感覚的に言うと、引っ掛ける選択肢は、目立つ顔をしてるが、よく見ると厚化粧をして、一部に逃げるもしくはあいまいな余地を残している。正解肢は、意外と目立たない平凡な顔をしている場合が多いです。

 落とすための試験なのだから、必ずわなの仕掛けがあると用心していないと、罠にはまってしまいます。でも、全員を落とす試験ではない。5倍の競争率ということだが、記念受験者を除くと、実質倍率は3倍くらいでないか。ある程度勉強した受験生から3分の1を合格者に選抜する試験だと思われます。

 紛らわしい用語やよく間違えるキーワードは特に繰り返し、ピックアップし、まとめておく方が良いようです。作問者も狙っているは同じはずです。あまりに難しい珍奇な知識をだすと、非難されるのでこの辺が出題の山になるはずです。

 要するに、混同しやすく、出しやすい論点をセットで押さえておく。超速太郎「*比較認識法が必要なのだと思います落ちた今になって判ってきました。最初の答案練習でできても、あまり使いようがないのですね。丁度、仕事も、忙しくなって忘れてしまっていたのです。後半の練習問題や過去問から、ピックアップして整理しておいた方が良かったですwobbly。ならば、最初から過去問を使って整理しておいた方が良いことになります。

*比較認識法 :

1.出題者の出題意図を出題される形で整理する、あらかじめ似たような論点を比較しておき、それを押えておく。

2.出題者の意図を押えて初めて理解できたことになる。

PS:冷静になって今年の本試験問題を見直してみると、「比較認識法」の直接対象となる分量が多いわけではないです。しかし、本試験という緊張する場、時間が限られて解答する場では、取りこぼしがおきてしまいます。

 「串刺し記憶法」という言葉を「一発合格道場」のブログから発見しました。要するに、混乱しやすい紛らわしい言葉まで区別してセットで記憶する方法ということです。試験の作問者は、混乱しやすい組あわせを明らかに知っていて、意図的に出題しています。私は、結構引っかかっていました。この対象は、自分が引っかかった過去問の×問で検索して記憶するのが一番だと思います。

 思い起こすと、前日の朝まで、経営情報システムの答案練習等の復習をしていました。だが、本当は丁寧にABランクの範囲は、さらにしっかりと押さえ込む必要がありました。経営情報システムの問題は、極端にひねった問題は少ないですね。私の場合でも、もう1日か2日の時間投入できる余力があるか、遡って繰り返し、覚えこむ必要があったようです。直前期は普通の範囲Aランク、Bランクで落とさないことが第一だと感じています。

 以下のブログ記事ha非常に参考になります。

「一発合格道場」

こんにちは。ハカセです。

僕にとって、情報は「完全なアウェイ科目」でした。sweat01

  • え? 主記憶ってすぐ忘れちゃうの?eye
  • なに、ハードディスクってメインでしょ? なのに補助記憶?
  • 横文字の略語が多すぎる!  ここは日本だ!

とにかく、戦いでしたpunch。でも、経済のまとめ記事 でも述べたように、「苦手なのはしょうがない。じゃあどうする? 合格ラインに達するには何が必要?」ということから逆算して考えました。

出題の傾向を分析すると、自分が出来ることは下記。

  1. 用語を知っていれば解ける問題 → 絶対キープ
  2. 用語を知っていても解けない問題 → 無視。あからさまに無視。
  3. 計算・理屈で解ける問題 (SQLや時間)→ 絶対キープ
  4. それ以外の問題 → 選択肢の削減に注力。

だから、対策としては、結局どの科目も共通してしまうのですが、

対策: 難しい問題を解けるようになる勉強方法は自分には無理。
     守備範囲を「狭めに定義」し、その限られた範囲を「しっかり」やるしかない。

つまり、「攻めの経営」ではなく、「守りの経営」に徹することにしたのです。サッカーW杯に絡めて言うなら、イタリアの伝統的な戦術:カテナチオですね。

そこから逆算した、勉強方法がこちら。

  1. とにかく用語を知らないと徹底的に不利punch。知らない用語を減らす。
    ⇒ でも、世の中のIT用語を全て調べるわけにいかない。どこかで範囲を決めないと。
    ⇒ 僕が決めたのは、「TACテキストの巻末索引の用語は全て把握する」こと。
     
  2. 用語を知っているだけでは得点できない。得点するにはどうするか?
    ⇒ 出題形式から逆算して考える
    ⇒ 出題者ならどういう設問をするか。
    ⇒ 似たような知識を混ぜて出題するのが一番ラク。
    ⇒ 似たような用語・論点を敢えて混ぜて、
          「串刺し」にして「違いを強調して」覚える
  3. 理解で覚える。実世界でどのように活用されているかを想定して覚える。

では、これらの具体論をお伝えします。

巻末の単語をすべて覚える

これはノウハウでもなんでもありません。とにかく、TACテキストの巻末の索引の単語は全て把握しました。そりゃー最初はわかりませんよ。気が遠くなりました。でも、「知らないと解けない」のです。知っていることが前提で出題されるわけですから。SE の方に比べると、これは大きなハンデです。でも、これは避けては通れない道です。ここはしっかり乗り切りましょう!

じゃあ、具体的にどう覚えるか。僕の場合は TAC の教材の一つである「トレーニング小冊子」「メモリボ」ですscissors

TAC生の中には「トレーニング小冊子」を馬鹿にしている人が大勢いますが、あれは珠玉ですscissors。僕の場合、何を始めるにも、まずは「トレーニング」でした。特に、これからは7科目を並列して勉強しなければいけません。「さて、情報をやるか」と思ったときに、頭のリハビリにまずは「トレーニング」を最初から確認しました。

簡単すぎて馬鹿にする人がいますが、その簡単なトレーニングすらできなければ、本試験が解けるはずがありませんpaper。しかも、診断士受験生は TAC生がマジョリティ。その多くがトレーニングの内容は把握していると考えるべき。であれば、トレーニングは「最低限度」であり、第一関門です。苦手科目克服に近道はありません。地道にコツコツ、馬鹿にせずやりましょうear

次に活用したのが、「メモリボ」。すでに過去のエントリー http://rmc-oden.com/blog/archives/90 でも書きましたが、電子単語帳メモリボは本当に大活躍です。数科目分のメモリボデータ、手元にありますから御所望の方はおっしゃってくださいね。(ただしメモリボデータはメモリボでしか使えません。あしからず)。

僕は、実際の情報の本試験の時、本当にTACの巻末用語集を一つ一つ確認しました。大丈夫。できるようになります。good

■ どの程度の「深さ」か? ■

どの程度の深度で覚えなければいけないのか。「そりゃー当然説明できるレベルまで・・・」

・・・・って、何言ってるんですかpunch。完全なアウェイ科目なんですよ。身の程を知りましょう。最初から完璧に覚える必要はありませんよ。たとえば「IDS」。最初のうちは「あ、不正侵入のところでやったような。「NAT」とか「IPマスカレード」とか、その辺と一緒に出てきたなー」程度でOK。まずは、畑違いの用語(たとえば、ATA に関連する「IDE」など)との混同を避けられれば第一段階は通過。その後、徐々に「IDS」が詳細に説明できるようになればいいのです。

最初は「それが何なのか」をあらかた把握していればまずOK。出題者の意図は「まったく関係ない分野の用語を、あたかも関連しているかのように出して受験生を混乱させること」です。用語を知っていれば、そのような「まったく関係ない分野の用語」の選択肢を 秒殺 する ことができますよね。それが第一目的です。とにかく正答率を上昇させる。そのためには「これは違う!」という選択肢をできるだけ排除する。4択を3択、2択へと絞っていく。それには用語をしっかり把握するしかないです。

まとめると、単語を把握する目的は3つ。

  1. 単語を知っていれば解ける問題に対応する
  2. それ以上に難しい問題では、選択肢の数を減らす材料にする
  3. 上記によって「他の大多数の受験生が解ける問題」に対応できるようにする

⇒ すなわち、「オチこぼれないようにするpunchのが最大の目的です!

これ以上でも以下でもありません。だから、闇雲に覚えるべき単語を増やさないように。そして、知識の深みにはまりすぎないように。他の人が覚えていない単語やトレビアを増やして「抜け駆けする」、というイメージは捨て去りましょう。

「みんなが出来る問題を、当たり前に解く試験」。それが中小企業診断士試験です。(断言)

■ 似たものを「串刺し」で覚える ■

とにかく、出題者の立場になって対策する事が大事です。それは何か。「似たような単語を並べて混乱させること」です。ではどうするか。似たような論点はそれを逆手にとって覚えればいい。むしろ似たものを集めて、自分なりの覚え方で把握すればそれでOKです。

すでに、こちら → 経営情報システム対策の「串刺し暗記術」 のエントリーで多くのネタを紹介してしまいましたが、今日はそれらの確認。

「ミドルウェア」って、恐らく何かと何かの中間にあるんでしょうね。超文系のボクは、いつも「それってハードとソフトの間!」と短絡的に思いついてしまうのですpunch。でも、違うんですよね。

「~イング」っていう単語が最初の方にたくさん出てきて、紛らわしいんですよね!punch それにしても、こうやってまとめて書くと全然違う単語だなぁ。覚えられなかったのって僕だけですかねぇ・・・(^_^;)

同じ「断片化処理」なのに、どうして呼び名が違うんでしょうねpunch

■ ストーリーで構成づける ■

実はボクは社内データベースの仕様決定者(システム会社に発注する方)なので、データベースやシステム開発は不得手ではありませんでした。だから実務に沿って覚えていきました。

データベースについては、前半の「IT基礎知識」と「ソフトウェア開発」の二つのところで出てきます。多くの受験生の頭の中では、これらが隔絶していると思いますが、これらを敢えて合わせて覚えてしまうと、一気に理解が進みます。

POAやDOAは、こうやって関連してくるんですねgood。ちなみに当社のシステムはPOAで設計されていて、DWHにじゃんじゃん情報は貯まっていたのですが、殆ど活用されいませんでしたpunch。今、自分の手でOLAPをかけて、データマートに蓄積する一方、DOAの観点から徐々にシステム改善を行っています。無論、オペレーターレベルの観点も考慮しますのでOOAということになりますかね。

「リッチな情報」ってどこかで聞いたことありませんか? そう。企業経営理論の「戦略的組織変革」のところで出てきたのです。経営企画室がデータマイニングやOLAPで「良かれと思って」加工した情報を鵜呑みにしていると、データの解釈に多様性がなくなりまっせ、というものでしたね。

■ まとめ ■

ダラダラと長くなってしまいましたが、それは、「考え方」と「具体例」を併記してしまったためです。ごめんなさい。まとめると、

  1. とにかく単語を把握する。単語を把握すれば視野が格段に広がるgood
  2. 次に間違えやすい用語を特定し、「串刺し」で記憶するgood
  3. テキスト内で離れている分野でも、可能な限り「連結」して覚えるgood

こんなところでしょうか。

前半の「ITの基礎知識」の分野は、難易度も(比較的)低く、対応し易いところです。というか、ここしか計算できるところがない!punch ここをしっかり踏ん張って対策しましょう。この分野をおろそかにして他のところで点を稼ごうとすると難しいことは、データ分析が教えてくれています。

あまかぜ:下のブログ記事だと、ここまで復習するんですね。今回本試験を徹底的に復習して、初めて気がつきました。下のブログ記事のレベルまで復習すると、自分の中の錯覚していた無意識によるイメージまで修正できます。これが個人面談での某講師のアドバイスを、もう一歩考えて突っ込んで見たら、理解が深まるということにもつながる気がします。

こんばんはJCです。

そろそろ経営情報システムの答練が終わった頃ですよね。
以前もZonEさんはじめ、我々は答練を真剣に受ける 
ことをおすすめしていたかと思いますが、僕も同感です。

本試験まで自宅以外で、それなりに本試験のような雰囲気で受験できる機会
って意外と少ない
んですよね。
答練を利用して自分が本試験とどう向き合うかのチェックとか、
本試験への準備のために利用できるポイントはたくさんあります。

まずは、当然ながら自分の今の学習進捗度を確かめることなのでしょうが、
それ以外にも,

①得点できなかった問題をなぜできなかったか振り返ることができる。
②悩んだ末に間違えた/正解したのはなぜかを振り返ることができる。
③問題を解く優先順位を試行錯誤できる。

僕は前にもグループ学習をおすすめしましたが、、実はここでも一人で
振り返るより友人にすべてをさらけ出してお披露目しあうことはとても有効です。

みんなができない難問だったのか、自分だけが落とし穴にはまったのか、
できるはずの問題なのに、自分の勉強範囲から漏れていたのか?

複数人で振り返ると、このへんの自分の弱みとか強みが浮き彫りになります。
今後、復習するにあたって、自分が力をいれなきゃいけないポイントが
どこかが明確にわかってくると思いますよ。

確固としたはしげたを作っている最中に見落としていた論点を明確に把握して
次につなげてゆくことが、試験の、少なくとも1次試験の突破のカギ
握っていると思えてなりません。

以下はちょっと長くなりますが、昨年の3月13日の答練翌日に僕がふうじんさんに
送ったメールの内容です。こんな感じでお互い確認してたんです。
なんで正解にたどりつけないか、迷った末にたどり着いたかをなんとなく
感じて頂けるとうれしいです。

====

第7問
イ アーカイブは全て圧縮機能をもっている。
⇒アーカイブ=ZIPと覚えたことが間違い。
「全て」がでるとやはりくさいとは思った。
正解のエはCODECを覚えていなかった。テキストの補足の
説明はあまりに漠然としていて覚えるリストに
入れ切れなかった。
迷った末に知らない選択肢を選ぶのはリスキーと。
第21問
ア フォルトトレランスの定義の記憶があいまいだった。
ここはウとどちらかで悩んだがRAID≒フェイルソフトとい
うイメージはわかなかった。フェイルソフトを
だめな奴を切り捨てて片肺飛行というイメージを持ちすぎた
第23問
アとイで悩む。内部設計の次に外部設計と勘違い。
Upper Caseと Lower Caseの区別でミニテストはちゃんと
作っていたにも関わらず、なんとなくそりゃ中身決めてから
外見だろうと考えた。そもそも自分のやり方は形から入らない
からという自分勝手な思い込み。
スパイラルモデルは要求分析から実装までがひっかけかと
思った。実装までやっちゃうと後戻りできないから、
違うんじゃないかと。

とはいえ、自分19問から23問まで5連続アが続いていて
これは変!とは感じていた。ここを思い切って2問訂正
できたら、92点だった。
第27問
アで間違う。アをSOAPの説明文だと思い込んだ。
正解のイはWSDLは言語であり、これが格納されているとい
う説明は成り立たないと判断。WSDLで書かれた
ファイルが格納されているというのは問題としてどうよ。
でもWebサイトーブラウザ間はHTMLだから
消去法としては正解に至るべきではある。
第34問
ITILがサービスサポートとデリバリに体系付けることは
覚えていたものの、サポート・デリバリのそれぞれの
内容までは踏み込まなかったことが敗因。
渋谷の先生はITILはベストプラクティス集であり
国際規格じゃない!と強調していたため、体系的に
標準化したものというところで正解を除外した。

悩んだけど正解したもの。
第2問
フラッシュメモリはイメージ的にUSBメモリ(←正しい用語
?USBにつっこんで記憶させて持ち歩く5cmくらいの棒み
たいなポータブルなやつ)だったので、マザーボード上に記憶
させるというところで悩む。でもABDから正解には
たどり着いた。
第15問
アが間違いであることはすぐにわかったものの、ウの
イーサネットでバス型とスター型があるというところで
そうだっけ?と悩む。トークンパッシングが巡回できない
スター型に向かないというところは記憶していたが、
イーサネットのトポロジは記憶がない。トークンがそうなら
イーサネットはリングはなぜだめ?というところを
検討したことがなかった。でもどう考えてもツイストペアは
Tがつくはずなので、アしかないと。
第35問
アとエは除外。t検定だと思うがカイ二乗検定の
内容がいまいち腹落ちしていないので、どっちかなと
悩む。2つの平均を比べるのはtだよな、と思いながらも
セール期間の売上げを比べるのは平均か?と悩むが
平均でも比べられるよなと気を取り直しt検定に決定。

いますよね。

ではまた!

by ハカセ

あまかぜの記事:下の記事によって勘違いに気がつきましたweep

 完成答案練習、模試が比較的良かったのは、続けてざまにやり、日があかないので、記憶がまだ新しかったためかもしれないです。ここで、なお記憶の定着を図る必要がありました。ここに勘違い発生の要因があります。

PS:昨年11月頃からスピ問までは「繰り返しの法則」ということで5~7回位繰り返していた。反復記憶を意識していました。しかし、仕事を覚えるのに必死でなお仕事が忙しくなるにつれ、最低限の進捗しかできなかったのです。過去問も2,3回くらい繰り返してはいた。テキストの読み込みは、何回も繰り返していました。しかし、6月になると、予備校のWEBの完成講義をすべて飛ばし、完成演習だけにしたが、それでも財務会計、企業経営理論、経営法務、経営情報システム、中小企業経営・政策をすべては終わらないまま、模試を受ける羽目になってしまいました。その割には、完成答案練習、模試ともに60点を超えてはいた。勿論,両方の模試でもできなかったところの理解、暗記するプロセスは踏みました。でも、所詮、70点、80点をとっていたわけではないのですが。

 「繰り返しの法則」にしたがって、繰り返し定着を図るほど確かに効果は上がります。完成演習から後の確認した日付の後を確認すると、2,3回しかない。いわば記憶のダメ押し作業は少なかったのです。7月からの急な詰め込みが過ぎたのかもしれません。×問の確認作業もしていたが、丁寧とは言えなかったようです。

 詰め込みによる記憶の干渉効果を防ぐため、マトリクスは作リました。これはよかったようです。ただし、今にして思えば、模試の前くらいにできてることが望ましいですね。覚える作業と整理する作業を兼ねてやったのですが、直前期としては時間がかかりすぎます。マトリクス以外の論点は、少し曖昧になったかもしれません。

PS:営情報システムに限ると、基本範囲は徹底的に覚えこむことが、やはり私には欠けていました。基本範囲での問いかけのバリエーションの蓄積を積み上げたものが勝ちです。あまり覚えなくても良いものと、目くらまし(とれない)問題とで試験は構成されています。

 基本範囲って、ポケットテキストの範囲とか、テキストのまとめ表に載っている範囲、過去問のAB ランクとCランクの一部かなと思われます。案外広い範囲ではないようです。基本(コア知識)をしっかり覚えている必要はあります。それがそのままの形で問われないので、そのバリエーションという形で整理しておくことが大事なように思えます。これって、サブノートを作るとか、マインドマップを作るとか、マトリクス表やチャートをつくり、体系化して、学習をして進めることと狙いはたぶん同じですね。

完成答練期の過ごし方シリーズ。今回は最終回。
前回の「完成答練は本番の結果とリンク!」に引き続き、
「先行逃げ切り」の重要性をお話します。

■ 怒涛の7週間で橋げたを完成させる ■

なぜ、完成答練期が重要なのか。それは、

  • その科目だけを
  • みっちり集中して
  • 答練というゴールを目指して
  • 自分で自分を追い込んで

という恵まれた状況で取り組める時期は、この7週間が最初で最後だから、です。

再度、スケジュールを確認してみましょう。
この日程表は、「TAC講師にだまされないで!」や、「GWの過ごし方」で活用したものですが、しつこく再掲します。

成功の秘訣は「ゴールから逆算して考える」ことです。

「一次試験」

超・直前6週間

「TAC一次試験公開模試」

怒涛の7週間

「GW終了時点」

という位置関係です。

これまでの7科目の学習範囲をもう一度思い浮かべてみてください。気の遠くなるようなボリュームだったと思いませんか? ボクは昨年、中小が終わって7科目が終了した時、これまでの学習範囲を見返して呆然としました。これを覚えなければいけないのか・・・と。

「超・直前期の6週間で、あの膨大な量のテキストを全部おさらい出来ますか?」

答えはノーでしょう。

 つまり、「超・直前期の6週間」は、7科目満遍なく「回す」期間であって、ある科目に集中して取り組むことは出来ないと考えた方がいいです。

であれば、各科目の内容は「完成答練の怒涛の7週間」で固めるしかないのです。これが最後のチャンスだと思ってやるしかないのです。

もしも「6週間もある」とお考えの方、あなたは「追い込み型」ですね。もちろん、学習方法には色々なタイプがあります。追い込み型でももちろん合格は可能だと思います!

でも、「1次・2次 ストレート合格」を目指すならば、やはり「逃げ切り型」がお薦めです

この図表は「GWの過ごし方」でもご紹介したものです。

上記は、「先行逃げ切り」をイメージして作成した図表です。だから「赤色」部分が大きく、「紫色」部分が小さいですよね。でも、勉強方法によっては、「赤色」は小さくても、頑張って「紫色」を多く作り出せれば、合格ラインをクリアすることも可能でしょう。

でも、ここで思い出して頂きたいのが「1次・2次ストレート合格者」と「1次合格・2次惜敗者」の答練・模試の点数推移の相違です。

この点数推移では、「完成答練」から「模試」に難易度が上がった(※それが証拠に「1次・2次ストレート合格者の平均点は5点程度下がりました)にもかかわらず、「1次合格・2次惜敗者」は平均点が殆ど下がりませんでした。つまり、この間、急速に「追い上げ」ていることになります。

そして、「1次合格・2次惜敗者」は「本試験」ではさらに平均点が上昇し、見事1次試験合格を果たしています。最後も「追い上げ」たということになりますね。

こういうことももちろん可能です! でも、残念ながらそういう経路を辿った方は、残念ながら2次試験は惜敗してしまいました。なぜでしょう。

■ なぜ「追い込み型」では難しいのか ■

診断士の2次試験は、世にも珍しい「受かった理由が分からない試験」「落ちた理由が分からない試験」です。よって、「追い込み型」の方がなぜ2次試験に惜敗してしまったか、その理由はうかがい知ることができません。でも、下記のような仮説は成り立ちます。

 1次試験は「知識の意味さえわかれば受かる」試験です。極論すると、上記の「吸収・反復」の過程を1次試験当日までに終了していれば、1次試験には合格する可能性が高いです。ですから、1次試験は「追い込み型」でも合格できます

 しかし、その知識は「付け焼刃」的なものであり、急速に覚えた分、忘却速度も速いでしょう。そして、それらの知識が身に付いているとは言えない状況と思われます。つまり、知識が皮や肉にはなっているかもしれませんが、その知識が自分の骨や血液を形成するには至っていない状況だと思われます。

 一方、2次試験は、そういう「付け焼刃」的な知識で戦えるほど甘いものではありません

2次試験は、

  1. 知識の「意味」を理解する
  2. 知識を(知っているだけじゃなく)自分のものにする
  3. 知識を説明できるようにする
  4. しかも、それを字数制限・時間制限以内で行う

ことが求められます。1次試験では、上記の「1」しか求められていません。一部「2」が必要な設問もありますがそれは「難易度C/D問題」として切り捨てても合否に影響はないでしょう。でも、2次試験はそういうわけにいかないのです。「1」から「4」までがバランスよく実現できないといけないのです。

 よって、「追い込み型」で何とか1次試験を合格しても、「追い込み型」の勉強方法ではその後の2次試験の高い壁を超えるのが難しい、というのがこの仮設の結論です。

■ ストレート合格には「先行逃げ切り型」が優位 ■

では、どうすればいいのか。やはり、1次・2次ストレート合格には「先行逃げ切り型」が断然優位 です。

具体的には、上記の図表が示すように、

  1. 「完成答練期」に知識の理解を一通り終了させ、文字通り各科目を「完成」させる
    → 1次試験合格ラインが見える
      
  2. 超・直前期」に知識を自分のものに出来るよう、知識を十分「消化」する
    → 1次試験合格を確実なものにする &  結果的に2次対策にもなる
      
  3. 「2次試験までの11週間」でその知識を効率的に説明できる訓練をする
    → 2次対策の枢要は「2次試験用の知識」ではなく、「知識のまとめ方」にある

ストレート合格するには、このような「逆算」を理解しておくことが重要になります。そして、このような逆算を考慮すれば、「先行逃げ切り型」という意味の重要性をお分かり頂けると思います。

■ 「先行逃げ切り型」の本当の意味 ■

「先行逃げ切り型」というのは、僕が今言い始めたわけではありません。すでに ふうじん が 「道場基本理論3:スピ問活用80点学習」で、口酸っぱく強調してくれていますね。

ふうじんの「答練で80点取ればストレート合格が見えてくる!」という言葉は、読者によっては「1次試験でどれだけ貯金を作っても2次試験には関係ないのにどうして80点もとらなきゃいけないのかしら?」と思っている方もいらっしゃったかもしれません。でも、

答練で80点を取るほどの完成度

答練段階で「知識を理解」できている状態

直前期までに「知識を自分のもの(血であり骨)」にする

1次試験終了後すぐに「それを説明する訓練」を開始できる

1次・2次ストレート合格の可能性が高まる

という見方をすれば、非常に説得力のある(かつ、具体的に数値化された)アドバイスではないでしょうか。

■ よって本章の結論 ■

相変わらず長くなってしまいました。よって本章の結論は、

「先行逃げ切り」のために
完成答練期に
文字通り各科目を「完成」させよ

そのために
「怒涛の7週間」を
必死に過ごせ

その苦労が
やがて血となり骨となって
2次試験対策に生きてくる

そうすれば、1次・2次ストレート合格が見えてきます。

もちろん、ほかの方法で1次・2次ストレート合格することも出来るでしょう。でも、骨が折れるけど「地道」なこの戦略 が、一番確率が高いと思います。

僕も「怒涛の7週間」は精根尽き果てるまで、トコトン勉強しました。嫁さんに「たかが予備校の小テストでしょ?」と怪訝な顔をされるまでに。

でも、「あの7週間の頑張り」があったからこそ、今があると思っています。あの7週間で手を抜いていたら、「あの時どうしてもう少し頑張れなかったんだろう」と思ったことでしょう。「今はそう思っていないし、あの7週間を必死で頑張りぬいた自分を誉めたい」、そう思っています。
(参考記事→ 道場基本理論4:ストイック勉強法

「そうか、あの7週間に頑張らなければいけなかったのか! いま気づいた!」と、今年の受験生が後日思わないように、アドバイス申し上げる次第です。

以下別の参考記事:出所 中村トシキさん

これまで、捨てるべき問題は捨てた方が、学習効率上望ましい
ということを
何度も強調してきた。

経営情報ならば、統計等は、はなっから学習放棄した方が精神衛生上よいということだ。

こうやって、どんどん捨てて行って、重要かつ頻出論点にしぼって確実に解けるようになれば、
足切りの40点は確実に超えるし、確率論上、50点台も夢ではない。

さて、ここで、問題になるのは、どうすれば、後10点アップし、60点を超えることが
できるかだ。

この10点アップする方法に迷い、細かい知識習得に振り回され、
本来ならば、50点は確保できるはずが、曖昧な知識の増加とともに、
40点台に引きづり込まれていく。

今回取り上げたいのは、知らない問題、見たことも聴いたこともない問題が
問われた場合の対処方法だ。

ただし、万能ではない。選択肢を読んでも、本当にちんぷんかんぷんという場合には
使えない。(つまり、統計では使えない。)

この最後の秘策というのは、試験目的から判断するという手法だ。

中小企業診断士に求められる「公式」の役割イメージ。
各科目設置の目的から判断する方法だ。

たとえば、経営情報システムの場合、試験案内にも書かれている通り、

「 情報通信技術の発展、普及により、経営のあらゆる場面において情報システムの活用が重要となっており、情報通信技術に関する知識を身に付ける必要がある。
また、情報システムを経営戦略・企業革新と結びつけ、経営資源として効果的に活用できるよう適切な助言を行うとともに、
必要に応じて、情報システムに関する専門家に橋渡しを行うことが想定される。
このため、経営情報システム全般について、以下の内容を中心に基礎的な知識を判定する。」

とある。

1.経営のあらゆる場面で情報システムを活用するために必要な情報通信技術に関する知識
2.情報システムを経営戦略・企業革新と結びつけ、経営資源として効果的に活用できるよう助言する
3.必要に応じて、情報システムに関する専門家に橋渡しを行う

以上3つのポイントが科目設置の目的だ。

そして、そもそも大前提としての一次試験の目的は
「中小企業診断士となるのに必要な学識を有するかどうかを判定すること」にあり、
そもそも中小企業診断士とは
中小企業の経営課題に対応するための診断・助言を行う専門家である。

中小企業診断士制度
中小企業者が適切な経営の診断及び経営に関する助言を受けるに当たり、
経営の診断及び経営に関する助言を行う者の選定を容易にするため、
経済産業大臣が一定のレベル以上の能力を持った者を登録するための制度。

中小企業基本法での位置づけ
中小企業者が経営資源を確保するための業務に従事する者(公的支援事業に限らず、民間で活躍する経営コンサルタント)

ってことになる。

どこまで行っても「中小企業」の経営に関する診断助言ができることが求められている。

情報処理技術者試験とは明らかに異なる。

あえて書けば、ITストラテジストに近い。

共通フレーム2007に基づく以下の活動領域でいえば、

事業戦略策定 情報システム戦略策定 企画要件定義 
システム方式設計 ソフトウェア方式設計 製造・テスト・導入
運用 保守 システム監査

の中で、

事業戦略策定 情報システム戦略策定 企画要件定義 
テスト・導入
運用 保守

といったユーザよりの部分が重要であり、

通常の情報処理技術者に重点的に求められる

システム方式設計 ソフトウェア方式設計 製造・テスト・導入

といった活動領域での専門性が求められている訳ではない。

テストにしても、単体テストや結合テストは、情報処理技術者に求められる。

ユーザ並びに診断士は、システムテストや検収(承認)テストの理解が必要だ。

あくまでも、ユーザー側の立場に立って、必要な知識が求められる。

そして、そのユーザーは、大企業ではなく経営資源が少なくIT知識もない中小企業であり
その立場に立って、ベンダーとしての情報処理技術者との橋渡しをする知識が必要なのだ。

このことを判断基準として、適切かどうか、中小企業診断士として求められる能力かどうか
で判別できる選択肢が非常に多いのだ。

言い方を変えよう。

過去問題から学ぶべきは、仮に難易度が高いと言われている問題ほど、
知識習得に走るのではなく、(出題委員が想定している)その背景にある
中小企業診断士に求められる役割イメージを確認することに利用することだ。

ベンダーがやるべきこととユーザーがやるべきことの役割イメージが確立すれば
それを判断基準として、正解を選択できる可能性が高まる。

細かい解説に振り回されるのではなく、
設問文に向き合って、勘を養うことだ。

いわゆるガイドライン系の問題は、この勘というか素養で勝負できる。

技術系の問題についても、

新旧技術という取捨選択方法がある。

選択肢に、過去の化石化しているような技術要素があったとしても
それは正解とはなりにくいという判断基準だ。

最後に、英語の略語については、その意味を知っていれば正誤判定できる出題が多い

 加えるならば、消去法で選べる問題が多いという特徴もある。

 ○を一つ選ぶ問題で、○の記述については、よくわからないことが書いてあったとしても
他の×になる選択肢は、すべて基本知識で×になる問題というのが比較的多い

このような問題は、一見難易度が高いが、基本知識だけで対応可能だ。
なぜ、○になるかは知らなくてもよいということだ

 これらの出題の特徴を、過去問題を通して把握しておくことが、
単に頭ごなしに知
識習得に走り、枝葉末節の細かい知識習得の無限ループに陥るよりも
よほど得点はあがる。

上記手法は、経営情報システムに限らず有効なので、
残りの期間で、過去問題を学習する際の参考にされたい。

ご自身の資格取得を志した原点を確認することも重要だが、
試験制度の目的を改めて再確認し、求められている人材像を明確に理解しておくことが
最後の最後で、合否を分ける。

合計得点で420点を超えるか超えないかの最後の一線は、
この試験目的を本質的に理解できているかどうかで決まると思う。

このことを把握するのに時間はかからない。
むしろ、これからのすべての学習を行う上でのベースとなるスタンスとして
学習を行いながら、上記試験目的を常に確認しておくことが、最終的な合格可能性を、
基底部分として押し上げると思う。

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